×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

ウェブログ

こんにちは、筒井です。ネカフェにいます。

 

パソコンでブログを書くのは久しぶりで、やはりキーボードのほうが瞬間的に色々かけるような気がして打っているだけでワクワクしてくる。先程面接を終えて、少し真面目なことを書く。

 

 

営業

 

「営業やっててよかったことってなに?」

 

って誰かに聞かれたことはないけれど、自問自答を繰り返している時期がありました。そもそもこの仕事に就いて自分は一体何が成長したんだろうとか、誰かのためになったのだろうとか、やりがいって具体的に何だろうとか、頭にハテナが300個くらい浮かんだまま、地下鉄東西線に揺られている日を多く過ごしてきました。僕の所属していた会社は売上至上主義だったので「会社にいるなら電話をかけろ!」「売ってこい!」「売上なくして人権無し!」そんな空気が漂う日も月に数回ありました。冷静にぶっ飛んでるけど、どこもこんな感じなんでしょ。巷じゃ頑固で名の通る僕なので、納得がいかないと手足が動かないのも自分では分かっています。だから「効果や客の意見は二の次で、売ろう。」という考えで働いていました。所謂、自己暗示に近いものですね。そしたら結構売れました。飛び込み営業もしました。1日100件くらいテレアポをしました。自信もつきました。売れないものを売るのが営業の仕事という言葉も、100%間違いじゃないと今でも思います。ただ、営業をやっていてよかったことは特に分からない。ほんのりと喪失感のようなものが残ってます。

 

面接

 

今日は面接だった。当たり前のように営業職志望だということを話し、バンドの話で少しだけ盛り上がり、無事次の選考に進める。一体営業職を三年間勤めてきて、自分は何を学んだのかと薄っすら反省しながら面接に挑んだ。面接の出来は上々だったし、次の選考の日にちもほぼ確定した。めでたいね。今日、僕が今まで必死に磨いてきたものは「嫌われない術」なんだなとぼんやり思った。

 

話し方

 

正直、僕は人の好き嫌いが凄く激しい。話し方で嫌いになる人が多い。こんなことを書くと対面で飲みに行く友達が減りそう。モノを分かったように話すヤツが嫌いな僕がこんなこと言うのはおかしいが、その好き嫌い判断は「話の展開」「スピード」によって大きく決まる。営業職の中にはそういうのが下手糞でも売れる営業はいるんだけれど、上手い人はエゴの出し方と引き出し方が上手い。話しててこちらが苦じゃなく、話題作りに困らず、話す間を合わせるのが特段優れている。そして大体そういうやつは「モテる。」僕は自分の話し方を評価したことは無いけれど、少なくとも仕事中は「嫌われない術」を全力で発揮して、相手に120%合わせる奴隷みたいな営業になっていた。それがいいか悪いかはさておき、効果覿面だったことが多い。そしてそれが転職活動で活きたような気がした。

 

自分らしさ

 

SUPER BEAVERの曲じゃないです。自分らしさってなんだろうとかそんな重たい記事じゃないです。ばらかもんは最高の漫画です。僕の面接不敗伝説は先日のS社によって粉々に砕かれたわけですが、それでも数日でなんとか元気になり、少し転職活動に本気になっている自分がいるのは、不思議なものです。「それじゃダメ。」とか否定され、そのうち自分自身を否定して、なんとか折り合いをつけて自分を納得させている社会人や学生が僕の周りにもたくさんいて、というかスゴく身近にもいて、僕自身もそんな感じの時期もあったし、芥川じゃないけれど「自分の将来に対する、唯ぼんやりとした不安」みたいなものはきっと晴れない。残念ながら、鬱々としたまま日をめくるだけの毎日が続くらしい。というか、続く。ただ、たまに物凄い日差しが差し込む時がくる。なんかいい日だな今日ってのがある。あると思いたい。そんな一瞬の快晴を待ちながら、前向きにがんばります。