×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

ぼくはふりだしに戻らない

 

こんばんは、筒井です。

仕事が始まって一週間経ちました。

書くと長いんですが、それなりにやってます。

 

 

『中国』

 

   なんでだっけ

 

 

   将来の夢が無いまま高校を卒業して、なんとなく国語が好きだったから教員系に強い大学に進みました。都内じゃ中の上くらいなので、僕には少し大変でした。そして教員になるのにはたくさん勉強をしなくてはならないらしく、諦めた僕はどうにかして肩書きを付けようと、中国留学に行きました。

 

 

   そもそも国語なんてものは漢字の読み書きや意味さえ合っていれば生きていけるもので、登場人物の心情に最も相応しい選択肢や、それを比喩するものを抜き出すなんてことを全国民ができれば、誰もが漢字のように空気を読んで、察して、僕らは生きていくことに苦労なんてしない。他人の考えなんて分からないんだから、例えフィクションでも問題になんかするなよと思ったりもしていた。そう思い込むことで、夢を諦めた自分を納得させていたと言えば、その通り。そんなことを思えば、挫折を忘れて、寂しさや虚しさは希釈されていくのです。

 

 

   のらりくらりと卒業をした。

 

 

   特に夢がないまま就活の時期になり、中国に行ってたし、言葉も話せるから活かせる仕事を探した。少しドヤ顔で話すとね、僕は2社しか受けていない。入りたくもない会社をなんとなく滑り止めのように受けるのが嫌だった。それを理由に辞めたくなることが分かってたし、また自分で自分に言い訳をしそうだったから。この頃から僕のプライドは根拠も無く尖り、磨かれ、山のように高くなった気がする。別に好きな会社に入れたことがゴールじゃない。というか人生にスタートとかゴールとか嫌い。なんだよゴールって。そもそも僕は走ってもねえ。比喩があるから人は苛まれるんだ。

 

 

   今何をすればいいんだろうね。

 

 

   モチベーションとかいう言葉も好きじゃない。あってないような言葉があんまり好きじゃない。歩いてる人や、デート相手の頭の上にモチベーションメーターがあって、グググッと上がっていくのが目に見えればいいけれど、そんなハイカラなものは今の日本には無い。決済システムやカメラも導入されたiPhoneにもそんな機能は無い。見えないということは、存在しないということでいいのだ。よし、都合よく生きよう。

 

 

 

   今から何かしようとか、未来に物凄い期待を抱いてる時が誰しもあったりするし、心にとって素晴らしい栄養にもなる。好きな言葉とか書くと気持ち悪いけれど「希望ばっかりらしい。」って言葉はずっと好きだ。やっぱりFoZZtoneってすげえや。あ、そうそう、それら浮かれた夢が悪いわけではなく、僕らはもっと都合よく生きなきゃいけないんだ。その夢がダメだったとき、諦めちゃったとき、誰かのせいにしてもいいし、今の生活が間違いだとしても、それは僕やあなた自身のせいじゃない。何か運が悪かったんだ。どう見ても80%の成果だとしても2000%の成果だと思い込むことが大事だったりする。僕はいつのまにかそんな風に都合いいスイッチが入る男になっていたみたいです。

 

 

 

    そんなスイッチが無い人には『ハイボール』という魔法の飲み物を勧めます。

 

 

   いざ、乾杯。