你好、筒井です。
今日も写真が多いです。
とりわけ書きたいことは、無い。
『秦』
日本ではキングダムが流行っている。
漫画、アニメ、ついに映画もやるらしいね。漫画は四〇だか五〇巻くらいまで読みました。女性ファンも多いらしい。たしかに面白い。そんなキングダムの舞台というか、秦の始皇帝の墓である「兵馬俑」に行ってきた。中国語だと「ビンマーヨン」という拍子抜けした名前だがその場所に憧れ、わざわざ成都から西安へ飛行機で向かい、翌朝十時過ぎからタクシーに乗った。
タクシーの運転手はどの人も相変わらず僕が下手くそな中国語を話すと喜び「上手い上手い!」と褒めてくれた。きっとこの国は反日なんて言葉、広すぎるが故にごく僅かなんだろうなと毎回来るたび、見知らぬ人に出会うたびに思う。何も知らずに○○の国の人は…なんてよろしくないし、これは日本も一緒だ。出身や学歴や経歴なんかも一括りにはできない。反韓や反中なんて、くだらないですね。やばいな、僕のブログが壮大になってきている、自重します。でもバンド界隈なら○○○○○○○のファンは民度が低いわ。やっぱり僕らは一括りにしちまいがちだ。
入り口にお金をかけすぎてねえか?
さすが中国、規模が違う。そりゃ中国を統一した王様のお墓だからそれなりの規模にするだろうが、入り口の大きさが幕張メッセくらいある。意味がわかんなかった。中へ進む。受付のお姉さんが美人だった。チケットを確認してもらい、しっかり「谢谢」とお礼を伝えるとこの国の人たちも日本人同様「どういたしまして。」と丁寧に答えてくれる。ずんずんと進む。気温は28°を回り、今年初の暑さに頭が痛くなった。
入り口に来た。天井の先が見えない。
推しメン
推しメン
推しメン
一人一人顔が違う。
今日こんな話を友人にしたけれど、ひたすら死んだ皇帝のために兵隊を作り続けた職人たちがいるのだろう。一人一人、身長も顔も、体つきも違う。死後の世界でも無事に過ごせるようにと思いを込めて、毎日毎日これらを作り出した職人たちのその気持ちに震える。本物の信仰心だなと。職人魂だなと。その結晶が二千二百年後、未だ尚存在しているというロマンを当然、皇帝も職人も知らない上に、想像もしていないだろうけれど、目の当たりにできる嬉しさや感動は「来てよかったな。」という思いになりました。元来、あんまり旅行とかは好きでもないし、景色や建物に感動するタチでもないのだけれど、スケールのデカさはそんなものを凌駕しました。
昨日、僕の「一生に一度は」が一つ叶った。
以下、写真+一言コメント
これは「ロウジャーモー」と呼びます。
一言で言うと、肉だけのケバブです。
ビャンビャン麺。世界で一番画数の多い料理。漢字三文字で百二十画を超える。気になる人はググってね。
俺のiPhoneをナビ代わりに運転するタクシー。BluetoothでB’z(愛のバクダン)流してやった。
西安鼓楼
西安鐘楼
こういうジュースはお腹こわします。
こういうお肉は美味しいやつです。
お肉が枝に刺さってます。多分、羊です。
看板に書かれているのが、ビャンビャン麺です。
夜市は人がすごかった。カップルだらけ。
僕は一人で「くるり」を聴きながら歩きました。
変なライトアップすんなコラ
帰ってビールとジャスミン茶を飲みました。
4/4 西安編 終了
さよなら西安、絶対にまた来る。羊肉を食べに。
それではまた。
写真ばかりですみませんでした。