おはようございます、筒井です。
『月並み』
とある友人から「普通の日記も書いてください。」とお話がありましたので、普通の日記というものを書こうとした。「これ」を書いてくださいというのは珍しく、なかなか嬉しいお話です。ありがとうHさん。昨日はグラタンを作ったので、ついつい高い材料を買ってしまう話を途中まで書いていたが、書けない。ここ数日、いやいつからか文句ばっかり書くようなブログに仕立て上げてしまったため、何かしらのお題(不満)が無いとキーボードを叩けなくなっているらしい。由々しき事態だ。だから今日は意思に逆らいつつ、何のオチもメッセージもタイトルも段落も無い、普段のことを書く
朝8:50に目覚ましが鳴る。僕の起床時間は前職から90分ほど遅くなり、比例するように寝る時間も遅くなりました。定時は10:30〜19:30。何の会社か説明すると長いので、Instagramを専門としたカレー屋さんとお伝えしてます。事実、間違ってないです。僕はお客さんにInstagramの素晴らしさを語り、契約を貰うようなそんな仕事ですが、僕自身は全くInstagramを使いこなせてません。
ご飯を作る回数が減った。少し前までは船橋に住んでいて、キッチンにはガス口が4つ付いていた。もはや小さな小料理屋みたいなキッチンの広さで、収納で寝れるほどの広さだったが、錦糸町の今の家はIHが1つだけついている。ナメてんのか。湯沸かし専門じゃねえか。全くその通りで、僕は湯沸かしばっかりするようになり、外食と出前で異次元級の食費をここ二ヶ月で支出し始めた結果、昨日やっと六人分のグラタンを作りました。そのグラタンを大きめの容器に詰めて、おにぎりを握り、サラダをタッパーに詰めて、僕は今渋谷区神泉町を歩いている。
日常系の話は難しい。ただ淡々と起こった事象を書き連ねると、僕があまりに趣味や興味が無いことに気づく。ただこんな僕も7,000人の会社を辞め、ニートをして、幸いにも数人の営業で数億稼ぎ取るステキな会社でボチボチ働いている。大して面白いことなんか無く、仕事が趣味のようになっているから、21時だろうが23時だろうが苦にも思わないわがまま社畜ボディができあがった。普段クソみたいに寝てばっかのあの人も、酒癖の悪いあの人も、千葉の田舎出身の僕も、実は誰かのために働いている。
ここまで、通勤中。
ここから、退勤中。
もはや最近は趣味と言えるほどの日課も無く、毎日してることなんて言えば仕事と自分磨き(出典:オードリー 春日俊彰)くらいである。ただ、不満はない。きっとみんな、何か物足りないような日々を送ってるんでしょ。なんだかなあって思いながら起きて、なんだかなあって歯磨きして着替えて、僕の場合は朝にシャワーも浴びて、なんだかなあって思って、いつも通り鍵を閉めずに家を出て、なんだかなあって地下鉄に乗り込んで、会社に着いて、なんだかなあって働いて、なんだかなあって昼飯食べてさ、そんな感じの連鎖だよね、わかるよ。なんだかなあ。世の中や友達が言うほどいいことも、幸せなこともないし、毎日そんな報われることもないのが事実らしいけど、僕はたまに超楽しい日がある。なんだかなあってならない日が、たまにくる。気持ちのスイッチを入れ替えるのは難しい、誰かに楽しませてもらおうなんて気持ちはもう捨てて、「なんだかなあ」スイッチの切り方を考えよう。変わらず毎日「なんだかなあ」と思っていそうなアナタ、もう少し世の中は娯楽(バラエティ)で溢れてるよ。多分。何の根拠もないけれどね。
退勤した。今日は何もしなかった気がする。月曜日だからいいや。いい人や頑張れる人になるのはすごく難しいから、悪い人になってみよう。全力でやらなきゃいけない仕事をサボってみたり、意味もなく会社を休んでみたりする。「なんだかなあ」と思いながら、それが「こんなもんだな」に変わる日になったり、ならなかったり。無理矢理にスイッチを切り替えるのは、そういう意味の無い悪事が特効薬だったりするのだ。うん、これも多分。
でもきっと「なんだかなあ」は「月並み」だからなんだろう。「月並み。」がそんなにつまらないかな。そんなに刺激ばっかりほしいかな。よく考えれば、僕にはあんまり合ってない気がしてきた。僕はそんな刺激だらけの毎日が波のように押し寄せてきたら疲れてしまう。もしや望んで「なんだかなあ」してるのかもしれない。
「月並みのなんだかなあ。」
なんだ、そこそこ幸せじゃんか。
帰ってゲームする。風呂入る。グラタン食べる。
今日もお疲れ様。月並みの幸せだ。
