こんばんは、筒井です。
向こう側は向こう側、こっち側はこっち側。
あっち側はあっち側。そっち側はそっち側。
歌詞を見る際にその人の生い立ちや境遇を知っていると
色々重ねて見てしまい、泣けちゃうことがある。
the pillowsの1989なんてまさにそうだ。
何回観ても泣く。なあ、松尾くん。そうだよなあ。
でもそうなるとその歌はその人の歌になって
自分を重ねるような歌にはならないことに気づきました。
歌詞解釈なんてみんな違ってみんないいの世界で
きっとモナリザを観て「悲しそう」と思う人もいれば
「優しそう」と感じる人もいるように
きっと学業から外れた芸術に答えは無いんだ
厳密に言えば素人の感想間に答えはない。
終わりのない議論だ。無意味だ。
若者のすべてを聴いたときに想像する元カノと
アナタが想像する元カノはきっと違うから。
うん、違っててほしい。
そうなると無意味な歌詞も面白く感じる。
あまりに知りすぎているとそのアーティストがなんだか神格化したり
ヒーローのように思えてきてしまう。
違う、ただそこにそのアーティストがいて
その作品を受け止め、好きなように解釈するってのは素晴らしい。
何が書きたいとかは特に無いんだけれど
なんとなく僕は色々と背景を探りがちなので
ここに書くことで少し素直に曲を聞けるかなと思ったのです。
こっちはこっちで、あっちはあっちな人生を
堂々と僕も歩きたいものです。
じゃあ、また。