×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

行こうぜ

   何もないがある。

 

そんな広告をどこかで見ました。

 

まさに今の僕の生活のようで、何もないです。朝起きて二度寝して11時くらいに再び起きては洗濯機を回したりタバコを吸ったり、聴き飽きたandymoriユートピアを聴きながらご飯を作り、一人で食べる。今くらいの時間から暇になり、何をしたらいいかわからないまま夕方になる。不思議だ。あれだけ忙しく働いていたのに、こうも変われるものかと。

 

  自分じゃなくても世の中回るんじゃね?っていう話

 

  誰しも皆ミジンコ程度のプライドを持ちながら毎日生きるために働いてるわけでしょ。あなたも、あなたも、君も、お前も。あいつも。朝から上司に怒られたり、恋人と喧嘩したり、友達に嘘がバレたり、金曜の夜、会社から帰ってる最中に重大なミスに気づいてもう引き返せずに鬱々とした土日を送って日曜の夜に少し泣いてみたりしてるわけじゃん。それが多分正しい。日本に生きる人として間違った暮らしではない。ただ、何にしても自分じゃなくても何とかなるっていうのは最近の僕の気づきだ。

 

   お仕事を休んでみた。

 

仕事を休んでそう気づいた。お、僕じゃなくてもなんとかなるんだなと。仕事を休んだり辞めるのはそう簡単なことじゃない。きっと生活がかかっているし、これからの不安や焦りは拭いきれないから、僕は毎日飲んでどうにか掻き消してるけどさ。僕が急に来なくなったから現場はアタフタしてると思うけれど、それは僕の人生にはあまり関係のないことらしい。辞めることがいいこととは言いたくない。そういう大人をたくさん見たきたし、結局偉そうなこと言って何も成し遂げてない人をたくさん知ってるから。

 

   そうじゃなくて

 

あまりに責任感が強すぎると少し損をする世の中らしい、どうやらね。知ってた?

   

    僕は三年働いてやっと気づいた。少し威張るけど、どうやら仕事ができる人には仕事はとめどなく流れてくるらしい。いや、僕の会社はそうでした。上司のお尻拭きもたくさんしました。ご機嫌取りまで僕の役目でした。そうこうしてたら僕が僕の機嫌を損ねた。ただそれだけ。

 

    だから、そう。

 

   仕事がしんどいなら休んだほうがいいみたいな簡単なことは僕は言えません。その気持ちも分かるし、その発言の責任の無さがすごく嫌い。だけど少しニュアンスが違っていて、学校や会社も世の中に一つじゃない。辞めてもまだリスタートが効く世の中なのは間違いないと思うんだ。隣の芝はいつもいつも青く見える。青くて眩しくて美しい。でもそれが逃げるとかじゃなくて、何か別の土地に行くような挑戦になるんだったら、すぐ辞めてもいいと思う。なんだかんだ言いつつ、僕も転職先がほぼ決まっているので、ね。

 

仕事を休んでみてって記事を書きたかったけれど何だかすごく難しかった。「お前らも休めよ。」みたいな軽い奴にはなりたくないし、かと言って「俺は体調崩して大変だった。」みたいな擁護コメを求めるほど弱くないし、何が書きたいって、責任感ありすぎる奴はもう少しダメなやつになっていいんじゃないのって、うん。それだけ。

 

 

余談なんだけどね、働きアリの法則ってのがあるんだよ。働きアリの2割は何もせずにサボり続けてメシを食う。それでね、6割はサボりつつ仕事をこなす外回り営業マンみたいなやつだよ、そんで残り2割は働きまくるアリらしい。僕はプライドがクソほど高いからサボりまくる2割にはなれないけれど、6割のアリになってこれから40年くらい生きていたいよ。そう思った。

 

僕もみんなもアリだよアリ。

サボりながら働こう、何事もほどほどに。

 

 

 

休みはいいぞ。

何でもできる。

飲みに行こうぜ。