×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

蝉と禅

こんにちは、お馴染みニート筒井です。

 

PV数なんて気にしていないと強がりながらも、人間誰しも「数値」が大好きらしく、怖いもの見たさのような気持ちでたまに覗いてしまう。

 

どこの誰だよ1日に200記事くらい読んだ暇な人はと思い、僕の歴史と黒歴史がいい塩梅で混ざりあったボロボロの備忘録を読んで何を思ったのか少し気になったりしています。引き続き、細々と続けるつもりですこれからも何卒よろしく。

 

 

「仕事」

 

 あんまり詳しく書く気はないのですが、ワケあって1月半ばからまたサラリーマンとして働くことになりました。よかったね、俺。偉そうなことを言うと、妥協もしているし、正しい選択か分からなかった。たった24年の人生を振り返ると自分が行きたいトコロや、なりたいモノがあるといつの間にか僕はそこにいて、嬉々としていることが多かったから。だから思い通りになり続けていた人生が幻だったわけで、この三ヶ月は俗に言う「人生甘くない。」の体験フルコースだったんじゃないでしょうか。お陰様で堪能したよ。

 

 ニートってのはどうやら暇が多いらしい。僕は今日着ているパジャマのまま無職で25歳を迎え、2019年がスタートする。そして約一週間後に僕は正社員としてスーツを着て都内を革靴で駆け回り、死んだ目で企画書を作るわけだ。「変身」と言っても過言じゃない。対応できるだろうか、なんとかなるよね。ウケる。

 

 筒井、働くってよ。

 

 それでも「人生は甘くない。」とか「苦労が糧になる。」とか後輩に言っちゃう失敗も経験してきた成功者をゴミみたいに見る僕の目は変わらない。「人生は砂糖菓子よりも甘くて、どんなRPGより楽しい。」と淡く期待していたほうが毎日楽しそう。

 

 

 

「自炊」

 

ご飯を作ることが好きだ。

 

俺は頭が悪い。昔こんな記事を書いた気がしてきたが、気にしない。

 

 いつもキャラにも無くクソ真面目な話を書いている。仕事がどうとか、人付き合いがどうとか、だてまきがどうとか、偉そうなこと書いてますけど1993年に生まれたニートですからね。親の子宮にいる頃からクラシックを聴かされていた結果がこれですから、胎教に信憑性はあるのでしょうか。母ちゃんは子宮に向かってMETALLICAでも聴かせていたのではという疑惑が僕の中で浮上している。そんなニート筒井が三ヶ月ニート道を極めた境地に辿り着いたのは「自炊、心落ち着かせる説」だ。料理が出来ないって人がよくいるけれど、だいたい野菜切って調味料界の王様である味覇を存分に使って炒めれば美味くなるんだから楽しく作ればいいのにと思う。時間をかけてご飯を作り終えた感覚は、ベースの耳コピが1曲丸々完成したような達成感に似ている。多分これは僕らが最近「できたー!」という感覚から遠ざかっているからだ。

 

 僕らはどんどん大人になり、少なくとも20代で童貞を卒業し、初めてが減っていく。色々なことが当たり前になってきている中で、新しいものをゼロベースで作ることが無くなっていく。これは当然だし、切ない。僕もハイハイしてるだけで母親、いやママから褒められ続けていたい。ただ僕らが何かをこれから極めるには時間がかかりすぎる。達成感を味わうハードルは年齢と一緒にどんどん上がっていき、自分1人では跳び越えられないようになる。そうすると日々が物足りなくなっていくな、そうなれば刺激を求め、犯罪に手を染め、囚人が増え、税制が厳しくなり、出生率が下がり、国が滅びる。非常に危険だ。だから僕らはご飯を作らなきゃいけない。

 

 「できたー!」って最近言ってますか。口にしてますか。声に出してますか。僕は毎日ご飯作り終える度に叫んでますよ。今日もあと二時間くらいで叫ぶ時間がやってくる。毎日時間が無くて、色々なことに追われるようになるけれど、何かを作り出す幸せをきっと僕らは持ってるはずです。それは多分パズルだったり、絵だったり、曲だったりするけれど、誰もが1時間あれば何とかなる手軽な「できたー!」は自炊なんじゃないでしょうか。達成感不足なアナタに、『自炊のすゝめ』

 

スーパー行ってきます、それでは。