こんにちは、武蔵野線に揺られる筒井です。
髪を染めている若者が多い。
僕と同じで、年末に浮かれる学生でしょう。
その気持ち、分かるよ。
「金色」
輝いて見える人に、つまらない人はいない。
昨日、中学の同級生と飲んできました。ソイツは僕が中学校時代に所属していた剣道部の女子部長みたいなことをやっていた女で、今じゃデザイナーをしながら、プロレスにハマり、酒をガブガブ飲み、シメにラーメンを食べたいと言い出すような男勝りな女の子です。ただ、気づけば中学校からの付き合いで未だに飲むのはソイツくらいになっていました。不思議なもので、全く共通点が無くてもお酒は進むわけで、気づけば1リットルハイボールが3.4杯無くなっていました。いや「酒が好き。」という共通点さえあれば誰とでも飲めるのかと思ったけれど、多分そうでもない。
ソイツはデザイナーになりたくて色々学生時代から頑張って、今はモリモリ働いていた。繁忙期だから、クリスマスは朝5時まで働いていたらしい。世の中っておかしいなと思いながら、酒を啜った。やってもやっても色んな依頼が飛び込んできて、パソコンに噛り付いているらしい。でもそんな第三者からしてクソみたいな働き方をしてるソイツは少し楽しそうに話をしてて、それすらも腐らずに笑い話にするパワフルさに、十年前の女部長の影を感じた。僕も少し頑張ろうという気になった。今日明日も、昔の友達とゲラゲラ笑っている僕がいる中で、頑張って働いてる人がいると思うと、ご苦労様と言いたくなります。
工場で働く人、販売店の人、飲食店の人
技術職の人、自営業の人、警察の人
その他年末にも関わらず働いている人
ご苦労様です。
「銀色」
永遠の厨二病
「拗らせてんな!」って人、あなたの周りにもいませんか。又は自覚がありませんか。そもそもこんなブログを読んでいたらね、どこか狂って捻れてるんですよ。そんな僕は自覚もある上に、昨日のソイツにも言われました。
「筒井は一生拗らせていてほしいし、仕事で成功しないでほしい、厨二病を極めてほしい。私の周りもデザインの専門学校時代の友達で変な人はたくさんいるけれど、筒井はトップクラスだよ。」
これは多分褒め言葉だし、僕自身も嬉しい。誰しも変になりたくて育ってない。みんなから好かれるように生きていたい。いじめられたくないし、笑われたくない、かっこよく、可愛くいたい、成功者でいたい。でもそんな感じがどうも似合わないらしい。光栄だ。よく地下アイドルとかで「ワタシ、変な人って言われるんですヨ〜!」ってアピールする奴いるでしょ、僕から言わせたらまだ二流だ。本物は対面でも言われるんだよ。そしてそんな自分に自惚れてるところまでいかないと、奇人にはなれない。
まともな人なんていない。どこかしらおかしいから合わない人が出てくるし、おかしい部分が化学結合してバッチリ合う人もいる。きっとあなたも、そうアナタも。「変な人」と言われて喜ぶんだろう。ボクやワタシは皆と違うとそこで認識し、個性を褒められたような気持ちになりながらも「そんなことないよ!どこがだよ!」って言うところから飲み会なんかが始まるのがベストだ。盛り上がる。僕が。
まともなんて目指す必要は無いし、誰も目指してはいない。20歳を超えてから感じていたことだけれど、性格はもう直らない。変わらない。真っ直ぐにもならない。三日坊主の人は三日坊主のまま、継続に楽しさを感じる人はそのまま、悪口が好きな人はそのまま、褒めることに喜びを感じる人もそのまま。意地悪も、お人好しも、お節介も、そのまま。それでもね、自分の性格なんかにコンプレックスや悩む時間を費やす必要は無い。それらも全てアナタ自身だし、不治の病だから。でもきっと矯正する必要なんてない、僕がここに永久保証する。そんなことより年末なんだし、飲もうよ。
世界で一番自分が狂ってると思いながら、今日もハイボールを飲んで、下痢をしてきます。
それでは。