×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

トントントントン

 久しぶりにパソコンを立ち上げた。筒井です。

 

 

 

『不気味な音』

 

 

 「トントントントン。」と僕の家は夜になると謎の音が聞こえる。何せ性格が大雑把なもんだから、そんな心霊現象のような音も特に気にせず、僕はPS4の電源を点けていつもどおり戦争のゲームをする。そんな日々が続いている。

 

 

 

 ゲームの銃声で「トントントントン。」は掻き消されるものの、ロード時間や待機時間も変わらず「トントントントン。」は鳴り続けているから、確かに大雑把だろうが何だろうが、さすがに一時的に聴力を無にすることはできなくなった。いや、元よりそんな能力なかったのか。ついにさっき、気になりすぎて窓を開けた。窓を開けると「トントントントン。」は鳴らなくなる。誰かがしゃがみながら僕の窓を叩いているのかと思って、下を見ても誰もいなかった。ここまで来たら「テッテレー!実は僕でした(^^)」かのように全く知らない人や、友人が居てくれたほうがスッキリする。窓から半分体を乗り出し、周りを見渡してみたけれど、スカイツリーがちょっと見えるだけで、いつもと変わらない錦糸町の薄暗い路地だった。一体あの「トントントントン。」はどこから鳴っているのか気になって仕方がない。人間誰しも、一度気になると小一時間どころか眠るまで気になってしまう癖がある。意外とみんな持っていそうだが、僕はソワソワしてドキドキしてくるのだ。僕の場合は加えてチキンハートが急に飛び出てくるのだ。そんなチキンのコントロールが25歳になって最近やっとできるようになり、いわゆる・・・そうだなあ。対義語が「らいおんハート」で正しいのか知らないけれど、僕はチキンとライオンを上手く手懐けることにようやく成功した。ただ、仕事では「あの案件、どうしたっけ。」と不安になったまま中途半端に眠れない夜を何度も経験している。今もだ。何の音だろうか。

 

 

 

 

 原因は憶測の範囲で自分を納得させた。そして何気なくブログを書くことにした。恐らく外にあるプラスチックの配管のようなものが、ビル風で揺れて壁に当たっているのだ。窓を開けると鳴り止むのは、ビル風が僕の部屋に吹き込んだ所為で風の力が弱まるからだろう。解決した途端、とりあえずどうでもいいことだからここに書こうとしてパソコンを久しぶりに立ち上げた。原因が例え憶測だとしても自分の中で片付いてしまうと、違うことが気になり始めた。31日に控えた外資の大型家電メーカーの提案資料ができあがっていない。これに関しては原因もクソもなく、僕の怠慢だ。今からやる気もしない。何とかしなくてはならない。

 

 

 

 気になることはたくさんあるけれど、もしかしたら「トントントントン。」という音のお蔭でここ数日悩むべきだったことが掻き消されていたかもしれない。あの音が無ければ、余計な心配をして、眠る時間を惜しんで余計なことをアレコレと考え、チキンが部屋に溢れていたような気がする。「トントントントン。」があるから僕はそれだけを考え、気軽にゲームができていた。そう考えると家で鳴る不気味な音が全くしなくなるのも困る。失ってから気づくという格言は、こんなところでも応用が可能らしい。とりあえず窓を開けたまま寝るのも何だか落ち着かないし、静かすぎるのも違うから、僕は今さっきまた窓を閉めた。不規則にいつもの奇怪な音が鳴っているけれど、ラジオでも流せば、春日と若林の声に集中していつも通り寝れる気がする。そう、遊んでる間は色々と忘れさせてくれる友人もいたりするし、まあ僕は気長にこの「トントントントン。」と付き合うことにする。それでは、また。