×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

10/24 23:41

 

仕事ばかりしていると、カメラロールが白黒になっていく。比喩としての白黒というわけではなく、本当に色味がなくなってくる。業務的なslackのスクショやメール、そんなものだらけになってしまう。それを日曜日の夜23時、今週分を消してあげる。ある一定の楽しかった時期まで写真は遡る。次に更新できるのは来週の土曜だろう。楽しい予定が入っていることは心にとてもいい。今も書いてる最中、一度手を止めて写真の整理をしていた。ムカついた客のメールや、腑に落ちなかった社員のslackを一つ一つ消していく。別にSNSに載せたりもしないし、誰かに送るわけではないけれど、怒りや悲しみを忘れないように、それらを無意味にスクショしておく。それを日曜日に消していく。誰も知らないルーティンがここにはある。

 

 

珍しくこんな時間に布団に入った。

 

とある人から「筒井がそんなに頑張ってるなら、自分もまだ頑張れる。」と言葉をいただいた。素直にポジティブな意味で言ってくれたのだろうけれど、どこか素直に受け止められなくて「底辺を見てればいいよ。」なんてことを言ってしまった。ごめんなさい。人の職業や働き方に上も下もありません。そうやって良くも悪くも誰かと比べるから、苦しくなるだけなんです。たくさんの人が「大変だね。」と言ってくれるけれど、僕には「憐れみ」にしか聞こえないことがある。疲れすぎていると、心まで斜めになるのはよくない。

 

 

もやししか食べれない生活の中で、アフリカの子どもたちはもやしすら食べれないって思っても僕らのお腹は満たされないように、そんな他人事と比較してもきっとだめだ。自分が自分で元気が出るように、誰もいなくても生きていけるように、少しずつ強くなっていくしかない。

 

昔、隆慶一郎の「死ぬことと見つけたり」という本を読んだが、主人公は毎朝死ぬ妄想をして暮らしていた。毎朝、毎朝。そんな気分になれるような現代ではないけれど、僕も何があってもいい意味で諦められる強靭な精神力を目指し続けている。というか、もう何もかもを諦めている。僕はこの先、何も思わないことを目指している。どんな理不尽なことがあっても、本当に心をしっかり殺せれば、不満も無く与えられた責務を遂げられるだろう。

 

久しぶりに、土日が土日じゃなかった。遊ぶ予定も入れられず、ひたすらアニメを垂れ流しながら何時間もPCに齧り付いていたら、20時になっていた。良くも悪くも体があまり丈夫じゃないので、ちゃんと危険信号が出るのはいいことだ。黙々と作業をしながら、いきなり死ぬ未来、あるだろうなと思いながら今日も働いた。社員にも言わず、これは俺が俺を褒めてあげれば満足することなのだ。

 

また明日からも労働者としての毎日が始まる。別に会社が嫌になってるわけでもないが、やることが多すぎるだけなのだ。でもきっとそれはいいことだ。抱えるだけ抱えよう。潰れるまで。