×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

8マス理論

 

 

 

「誰かの一番になりたい?」

 

 

 

 

そんな話を会社の人としていた。どうだろう。

 

 

昔から、2番手3番手、いや7番手くらいの人生だった。決してクラスの中でもスターにはなれないけれど、スターの隣には何故か僕がいれたような気がする。人気者の輪の中にはいる。やはりでも中心ではなく、僕に誰かが集まっているわけではなかった。けれどもそこに不満は無かった。気にしたこともなかったかもしれない。僕はスターになれないことを悟っていたし、そういう星の下に生まれていなかったのも知っていた。諦めていた。

 

スポーツでチームを決める時に取りっこをするが、凄く嫌いだった。必要とされていないのを目の前で感じていた。必要とされなくても、選ばれたいという気持ちは誰にでもある。

 

けれども誰かに一番として選ばれたい欲求が生まれたかというとそうではない。きっと自分を納得させる為に「みんなの一番になれなくても、8番以内には入りたい。」みたいな防御策が生まれた。

 

 

何が8番なのかというと、ストラックアウトのパネルのような(3×3の)9マスがあるとする。

残り8枚を自分の友人や恋人で埋めていくという話。

 

 

誰かにとっての一番になれなくても、その人の8枚の中には入っていたい。それが面白い枠でも、先輩枠でもいい。誰かの一番になりたいなんて、独りよがりすぎではないだろうか。贅沢なのではないだろうか。でも8枠の中に入るなら、それならなんとかなるかもしれない。そういう立ち回りを続けていたい。

 

 

自分を中心(5番)とした時、左上(1番)から一体誰をどこに置くだろう。不動の4番、6番がいるかもしれないし、今この瞬間だけ1番に入り込む人がいるかもしれない。それでいいと思う。俺は誰かにとって不動の7番あたりでいたい。まあこれも、贅沢すぎる話。