×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

すべての人たちに

 

あぁ、全てが人並みにうまく行きますように

 

◼︎着々

 

部屋のあらゆる荷物がなくなり、Wi-Fiも無い我が家はまるでこの古民家のあるべき姿のようで、ひたすらに寒い。

 

元同僚の石橋くんの友達がカナダから4年ぶりくらいに帰国し、家電も何もないまま阿佐ヶ谷で一人暮らしを始めたらしい。あまりにジャストタイミングで、僕の家の買い替え予定の家電を片っ端から持っていってくれた。初対面だったけれど、我々が打ち解けるのに時間はかからなかった。特に彼は後半にかけて僕の家電を見るや否や「これもパクっていいんですか!?」と強盗気分になっていた。パクるって言葉の力強さエグい。カナダがそうさせたのか、石橋の友達だからなのかは分からない。ただ僕は回収代が浮いたし、彼はリサイクルショップで買おうとしていた予定のお金が浮いたので、双方利益有りということで着地した。

 

その彼は身長も185cmくらい、元バスケ部、顔もクッキリして爽やか。男も惚れるようなヤツだった。偏差値74くらいの超エリート高校を卒業して、大学に進学しない数人のうちの1人だったらしい。そのまま上京してバンドをしていたが、東京に飽きてカナダのピザ屋さんに就職した。カナダに行く前に車との接触事故を起こして、その保険代で想定より早くカナダに行けたんだか何とか話していたが、パンチが強すぎて話があんま入ってこなかった。彼は俺の家の外にある洗濯機を見て「これ欲しいんですけど…」彼は俺の部屋の不燃ゴミ袋にあるフライパンセットを見つけて「これ欲しいんですけど‥」と、エコなのか狂ってるのかわかんない男だった。ただお互い助かった。それがよかった。そして我々は友達になった。30歳になってもまだ増える友達に、感謝です。サンキュー石橋、サンキューカナダの元ピザ屋。

 

 

◼︎イントロドン

 

野口が泊まりに来ていた。あいつは少し寂しそうだった。俺が離れて同棲を始めるし、もうこの家も最後か。って惜しんでた。でも別にまた普通に遊ぶだろう。バカみたいに飲んだ後に家に帰ると「イントロドン」が始まった。出題者は俺、回答者は野口。特に勝ち負けもない。面白い可能性があるから始めるいつものノリみたいなものだ。

 

野口は霜降りのせいやのような、なんか特殊な脳みそをしてる説が俺には浮上していて、6年前くらいのツイートを誰がしていた等、断片的な記憶が異常にこびりついてる。容量が多いのか、空っぽなのか本当にわからない。

 

俺はイントロドンの出題側だったが、その日ミスチルを歌っていたこともあって、「home」と検索すると「HOME代表歌手」である清水翔太木山裕策が出てきた。ここは敢えてミスチルでも清水翔太でもなく木山HOME(クリスハートcover)で攻めようと流した数秒後

 

 

「K?いや違うな、、、、クリスハートだ!」

 

 

クリスハートには悪いが、この世のどこに数秒でクリスハートを聴き分けられるヤツがいるんだよ。Shazamかよ。クリスハートがあまりに面白すぎて、30分くらい呼吸止まる程俺らは笑って寝た。この家は最後の最後まで面白かった。

 

 

 

◼︎なんだかな

 

中村一義の「永遠なるもの」を10年ぶりくらいに聴いた。

 

 

明らかに当時と違う感覚がぶん殴ってきて、これが「救い」なんだなって気にさせた。宗教音楽、讃美歌かのように聴こえる。割に歌ってる内容があまりに現実的すぎる。僕らはさ、いい生活とか人よりも…なんてもう諦めた人たちじゃん。このブログ読んでる人もそう。今から貯金3億なんて無理じゃん。芸能人と結婚もできないし、スポーツ選手にもなれない、勉強も下の上から中の中くらい。かけっこで1番になれなかった。それでもなんとか日の当たる部分を自分で作って、たまに集まる仲間たちと幸せに生きていきたい、ただそれだけの希望を持つ者じゃん。

 

ただ、肯定をしてくれることだけじゃ足りない。願われたい。生きにくさに愛が欲しい。生きにくさに優しさが欲しい。それでいいと言われたい。自分が思ってるだけじゃ足りない!

 

それでも人らしく、なんだかなー。って思いながら

あらゆる大事な人の幸せを祈りながら生きていきます。

でも俺は俺を信じるぜ。

 

 

そんな風に歌ってる気がすんだよな。

 

‎永遠なるもの - 中村一義の曲 - Apple Music

 

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