SUPER HAPPY FOREVERを観てきた。
18歳には若すぎて、25歳には暗すぎて、30歳には生々しくて、40歳には遠い昔になるようなそんな映画だった。
僕らはこれからも淡々と変わっていく関係や環境に追いつけない自分も、昔からの友人も、全て今の状況が「こうあるべきだった。」と現状を受け入れながら、美しい過去に回帰せずに受け入れられるだろうか。年齢と経験によって価値観が変わっていく旧友を信じ続けられるだろうか。
思い出だけはただそこに確かに存在して、美しく、あの頃はあの頃で楽しかったと今を受け止め続ける器が自分にはあるのかな。と思わせる内容だった
コロナ前の活気を失ったホテル、出会った頃の高鳴り、気が合うと思ったあの瞬間、働いている場所、故郷の景色、友人の年収、自分の軸、趣味、好き「だった」あのバンド、何が変わって、何が変わらないものかを改めて綺麗に並べられた。
俺は一体、何に価値を感じるんだろう。
と問われるような。
引き続き我々は不器用すぎる。