×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

ツツイの中国旅行記 part.5

こんばんは、ツツイです。

今日、凄く長くなります、多分。

パパパッと写真だけ見たほうがいいです。

 

 

 

 

麗江編 

 

 

4/6

 

 

『古城』

 

 

 

   麗江(丽江)中国語読みで「リージャン」昆明から約二時間ほど新幹線に揺られて、標高2500mの古城都市に到着した。いつから行きたかったのか、憧れていたのかもわからず、どこで麗江を知ったのかも思い出せず、ただずっと憧れていたのは間違いない。むしろ次中国に行くならば、必ず行こうと思っていたくらい、麗江への想いは強かった。なぜそれをそこまで好きになったかわからないってものは、身近にも幾つかあって、本当に愛して止まないものほど、僕の場合は理由が曖昧だったりする。おお、そうだ。よく恋愛ドラマとかで言う「理由なんていらない。」とかってやつだ。ただなんとなくすごく好きなのだ。そう、僕は直感的なものを凄く信じているのも確かだ。

 

 

 

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ここは大理(ダリ)、大理石の発祥の地だよ。

 


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これ撮ってみたかったの。

 


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この首の刺され傷、消えなすぎじゃない?とうとうインスタに載せたストーリーに「キスマーク平気?」って友達からDMきたぞ。

 


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站=駅 という意味でございます。

 

 

 

 

『高所トレーニング』

 

 

   「麗江古城」というものがあり、いわゆる世界文化遺産に指定されている。確かね。街全体が遺産になっているのだ。2500mに建てられた同じような作りの建物が延々と並んでいるのだ。歴史を語れば長くなるが、まあ京都みたいなものをイメージしてくれるとよい。物凄い高いところに京都中心部を作ったのだ。そんな感じ。京都がどうかは知らないが、古城なだけあって中心部までは緩やかな坂道と階段が続く。僕は昆明PM2.5(大気汚染)を恐れて、マスクをしたまま階段を登り、途中でタバコを吸ったりもしていた。

 

 

 

 

 

お気づきだろうか。

 

 

 

 

 

標高2500mで15kgのリュックを背負い、マスクをしながら延々と階段を登る。更に血管を一時的に収縮させるタバコを吸う。これが一斉に集まるとどうなるかというと、僕は到着三十分程度で半端ない頭痛に襲われた。どうやらサッカー日本代表以上にハードな高所トレーニングをしてしまったらしい。僕の頭は悲鳴を上げだし、一旦お店に入り、ご飯とお水を体にいれることにした。この頭痛は朝になるまで続いた。そう、これが高山病だ。ナメてた。ぺろぺろに。さすがに心の中で「これはウケるな」って思う余裕がなかったくらい酷かった。

 

 

 

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どっさりのぶどう

 


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野菜

 


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野菜その2

 


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頭痛発症後、ティータイム

 


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とりあえず美味しそうなの食べる

 

豚肉を素揚げしたような郷土料理だった。

名前:纳西猪肉

纳西=ナシ族の意

 

 


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薔薇が綺麗でした。

 


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傘が彩る

 


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お城っぽさ

 


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山上から水は流れる

 


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傘は続く

 

 

 

 

 

『ホテル&ホテルのママさん』

 

 

 

   ホテルに着くと黒縁メガネのママさんが「予約してる?」と手際よく僕のパスポートを確認し、部屋へと案内してくれた。日本から一人で来たことに驚いており、ホテル開業以来初の日本人客とのこと。壁にサインでもしてくればよかった。ママさんは僕が部屋で頭痛に苦しんでるとパンと豆乳を持ってきてくれるなど、何かと優しくしてくれた。この出会いは二日後に非常に助かるのだが、とりあえず世話焼きが好きそうな、いや、好きなママだった。頭痛に苛まれ、僕は初めてこの旅で日本から持ってきたロキソニンを飲んで寝た。翌朝、頭痛は消え去った。ロキソニン、すげえな。

 

 

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ホテルの庭

 


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お姫様ベッド

 


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こうやって撮ればいいのかな

 


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羊肉最高

 


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お店開きたい

 


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ここ、滞在三日で三回来た。

 


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二十本 ¥160


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風情と活気がでてくるのは19時から

 


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4/7

 

 

 

『是世界上最美丽的城市』

 

 

 

   楽しみにしていた市内観光にはしっかりマスクをつけず、タバコは電子タバコを持ち出かけた。ヒトは、学習する生き物だ。

 

 

 

   考え抜かれて作られた街を見下ろすのは面白い。水と一緒に街が作られている。川に沿うように家屋が乱立しているから、歪ながらも規則的なように見える。ただひたすらに、麗江は美しかった。昼休憩でビールと焼き鳥を手に戻ると、ママさんが庭で座っており、隣に来いと呼び出された。俺が飲んでたビールを「貰うよ?」と聞きながら半ば強引に飲み、よくわかんない中国のババア(失敬)と間接キスをした居心地の悪さを少し、少しだけ感じながらも悪い人ではないので、色んな写真を見せたり、日本の学生生活の話をしながら時間を過ごした。連絡先も交換した。

 

 

 

 

   ママさんは自分の子供の誕生日が次の日らしく、わかりやすくワクワクしていた。たくさん子供の写真も見せてもらった。やはり、世界共通で赤ちゃんは可愛い。産まれたばかりの姿はエイリアンのように見えるが、それでも可愛い。こんなこと言ったら世のお母さんにシバかれちゃうかな。可愛いよ、家族っていいななんて思ったから、らしくないなと思った。

 

 

 

 

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中腹らへんで一枚

 


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願うことは中国も日本も一緒。

皆が健康に楽しく。

 


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傘好きだなあ

 


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パノラマ

奥に見えるのが玉龙雪山という高山であり、信仰の対象になってたりします。

 


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なんか関羽いた。劉備張飛も。

 

 


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見晴らしはいい

 

 


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拡大

 


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同じ屋根

 


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へんな角度に並び合う

 


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ギチギチ

 


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でも美しい


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パノラマ2

 


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ギチギチ2

 


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お昼ご飯の春雨パクチー麺。薄味。

 


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色合いという概念は、無い。

 


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もう少し美人に撮れたよな、ごめんよママ。

 

 

 

古いからいいという考え方について、僕は気に食わないが、古いからいいものっていうのもありだなと、麗江に来て簡単に手のひらがひっくり返ってしまった。古いからいいのではなく、古くから残り続けているから価値があるのだ。そう、多分これだ。必ず淘汰されるタイミングはどこかでくる。それを守り抜いてきたり、生き抜いてきたものにはきっと価値がつく。音楽も、僕が無知な絵画や建築の世界も、きっとそうだ。今ビートルズが出てきても評価はされないかもしれない。あの時代に、あれだけ先進的なことをやっていたという事実に価値があるのだ。大それた話ではないけれど、果たして僕はたった十年後くらいでさえ、何か残せたりするだろうか。そんな感じで、締めます。

 

 

4/8まで書きました。追いついてきた。

 

 

今日もお疲れ様でした。明日は全国的にも寒くなるそうです。また、頑張ろう。

 

 

それでは。