×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

6年生

 

このブログも6年になりました。

 

6年生になったこのブログは、僕が21歳からの全てが記載されていて、よくもまあ長いこと続いているのと「はてなブログ」がそれよりもサービス継続できていることに驚いている。広告ビジネスなのか何のか知らないけれど、相当長そうだ。

 

何かに憧れて、誰に教わるでもなくブログを書き続けて6年。特定の誰かに読んで欲しいわけでもなく、それでも誰かには見てほしいまま書き続けて6年。大学生活から、就職、恋人、引っ越し、転職、旅行、遊び、今の仕事、すべてが詰め込まれている。謂わば辞書や自伝のような類のものができあがった。

 

 

インプットするために

 

 

社内勉強会というものが立ち上がろうとしており、口達者な人や敬語・文章が上手い人が「どうやってそのスキルを身につけて、日々インプットしているのか」を学ぶらしい。その勉強会の枠の30分を貰った。僕は俄然、前者の口達者枠である。

 

こういう配慮や言葉が今この人に大事なんだろうな、ここがわかってないから解説したほうがいいなってことを、さらっと言ってあげることが大事なんだろう。みたいなね。ここだけ切り取るとモテる男みたいだけれど、仕事とプライベートは全く別である。

 

そんな技術養おうと思って養ってきたわけではなく、昨晩上司に「本を読む、誰かに話を聞く、それ以外に筒井は何をしてるんですか?」と聞かれてとても困った。僕は別にビジネス書みたいなパチモノ冊子を一切読めないし、会社の悩みを誰かに話すようなこともそんなになく、営業スタイルを押し付けられたことはない。

 

こりゃ困ったと、帰りのタクシーで考え抜いた。

 

 

やはりラジオでしかない。

 

 

芸人のフリートークを聞いていれば、自ずと話すのが上手くなってくる。(僕はプライベートに全く応用できていないけれど)何をどういうタイミングで差し込むのか、どう切り返すのか、常に考えている職こそ芸人であって、喩えラジオであってもその緊張感はプロ故に見えないが、きっとあるのだろう。むしろ僕にとってそれ以外生活に何も応用できるものがないのだ。飯作って、ラジオ聞いて、抜いて、寝る。この繰り返しの中でさすがにその他は営業要素に関係無さすぎる。

 

 

やはりユーモアは大事で、なんというか「ウィットに富んだ」みたいな言い方をすればいいのかわからないけれど、「コミュニケーション力」と巷で流れているものは間違った解釈をされがちだ。相手と会話ができる、自分の思いを伝えることがコミュ力じゃない。自分の話や好きなものばかりベラベラ長々と話し出す空気の読めない人なんて腐る程いて、悲しいかな本人は自分がそういう人間だと気づいていないことが多い。これじゃただ喋れる人間なだけであって、重宝されるべきじゃない。

 

きっと話し方で大事なのは、聞き方なんだと思う。矛盾しているようだけれど、会話が面白い人って当然こちらから話しかけたくなる。それってスムーズに会話が進むことが大前提だけれど、やはり皆々揃って聞き上手且つ会話のポイントでの切り返しや冗談が上手い。相手が気持ちよく話せる聞き方(話し方)ができるということが優れた社会人なんだろうなと感じた次第です。

 

とここまで書いておくと僕が今後何かを話したり誰かに会うハードルが上がるのですが、前述の通りプライベートは別です。会話すらできない人形なのです。日々(営業活動にて)話しすぎて、会話のキャパをオーバーしているのです。