×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

消えた劣等感.2

 

俺みたいなのが。

 

 

 

 

少し前の日記からだいぶ時間が経ってしまった。ちょっと目を離しただけで24時間なんてあっという間に過ぎていく。その繰り返し。惜しいと思う暇もなく、一時の快楽を求めるかの如く、まさに言葉通り刹那的に毎日が終わる。

 

劣等感が消えたと記事のタイトルにしたが、実は消えていなかったのかもしれないと今日思った。矛盾は僕によくある。矛盾こそ人らしさであり、矛盾こそが僕であると思い込んでもいる。

 

何が僕をここまで突き動かすのか。そもそも動いているのか。よく自問自答する。間違ってないと思いたいから。そこで見つかるのは結局「俺みたいな奴が。」という劣等感を糧にしたブーストだ。

 

 

決して日向の人生を歩んできたわけでもなく、日向でも生きていけるような人に恵まれた人生だった。できれば休日も家にいたいし、大学時代はサークルにも馴染めず一瞬で諦めた。無理矢理陽キャラと付き合って偽っていたら、学校に行くのが嫌になった時期もある。結局、自己評価が低いが、低いなりの戦い方を覚えたに近い。

 

 

今日も数千万規模の契約が取れた。弊社ではまだまだ稀有なパターンだ。それを俺は「俺みたいなのが。」と思う。低いからこそやらなきゃいけない。プライドと実力の狭間で圧死しそうになりながら、負けないために抗うには「俺みたいなのが。」と思いながら結果を出すしかない。その先に驕りは無い。なぜなら今日なんて一瞬だから。また明日も「俺みたいなのが。」と思いながら、沸々と働く。劣等感は消えていない、劣等感を消すために働いているのだ。焼き殺しながら、燃やしながら、その熱によって生かされていた。

 

 

まあきっと、数ヶ月後には違うことを言っている。人間だからね。

 

 

働くモチベーションが何かとよく聞かれる。なんでそんな働いてるの。と嘲笑混じりに聞かれることもある。

 

もう仕事は、自我を保つためにある。誰も肯定してくれない。誰の肯定も素直に受け入れられない。だからやって確かめるしか無い。そんな男の末路だ。