×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

鳥になったつもりで

 

こんばんは、更新しすぎている筒井です。

 

僕には浮遊感を含んだ悩みが多い時ほど記事投稿が増える傾向があるらしい。薬物みたいなものなのかな。相変わらずお腹の調子も悪い。下痢にはもう慣れた。血が出なきゃ平常運転だ。

 

 

相変わらず誰の為にも晩飯のオカズにもならない僕の話を少しするね。まあ聞いてよ。

 

 

 

 

 

『憔悴』

 

 

 

疲れてしまった。

 

 

 

 

多分、僕は駆け抜けた営業時代のゴールを見て、安心してしまったんだ。

 

 

 

なぜか今の無気力さがどこから来ているかわからず、年下の友人に相談するような普段の僕じゃ絶対しないようなことをしてみたりした。(プライドと自信過剰の塊だから)その結果、次(転職先)があるという安堵の気持ちがこの空虚なのかと目論んだ。正解はわからないから、目論んだだけだ。そういえばこの気持ちは、僕が休職前に日々蓄積された水銀のような感覚と似ている。知らず識らずに蓄積され、ある日突然中毒になる。二〇一八年七月末、朝起きたら涙が止まらないことがあった。仕事が嫌とか簡単な理由じゃない、複雑に絡み合った路線図みたいなものが頭を埋め尽くしていた。あの日は極限だった。布団の上に座り込み「無理だな。」って声が出た。人は本気で壊れるんだなと思ったし、そんなことは字の通り他人事だったから、悲しくて二倍泣いた。泣いても楽にならず、その日から二日間だけ会社を休んだ。それから二ヶ月後に僕は会社を休職した。全てのプライドや経歴や課長出世への最短ルートを棄てた。そんなジャンク品になる前の感覚が、もやもやと今日も枕元に来ている。「お、出たな。」という感じだ。久しぶりだな。

 

 

 

恐らく僕は転職先が決まっているという魔法カードを使って、その雨雲みたいな不安は拭い去ることができる。そう、遊戯王カードのように。これは相手のターンでも発動ができる。特別なカードだ。

 

 

 

そんな枕元に現れた雨雲から唯一受ける被害は「何にも興味がなくなる」ということだ。これは七月にも味わった。ゲームも音楽も、お酒も興味がなくなる。動けなくなるのだ。趣味や好きなものが化石になることを覚悟する。あれだけ好きだったゲームも、そういえば最近全く起動していない。関西から帰ってきた今日もやる気が起きず、赤ランプが点いたままだ。いつもゲームに誘ってくれる地元のタツヤくん、ごめんな。

 

 

 

たださっきも言った通り、僕には魔法カードがある。休職した数ヶ月、本当に色々考えた。何が好きなのかとか、何をしたいのかとか、誰かのために働ける人間なのかとか。こんなの学生時代とかに考えとけよって話なんだけどね。結局、答えは出なかったけれど、一つだけ興味を持ち続けているものは見つかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は僕が好きで好きで仕方ないらしい。

 

 

 

 

 

 

これについては僕が一番自信がある。音楽やゲームは僕よりも詳しい人や、それをバカにするやつ、マウントを取るやつ、色々いる。疲れる。疲れるから遠ざかる。無くてもいいものだと気づいて、少し寂しいけどそれでもプラマイゼロを選んでしまう。ただ僕自身に対しては違う。僕の話で僕のマウントを取ろうとするやつはいない。気が狂っているそんなの。僕は元来適当な人間だし、何かに没頭するような人間でもない、流れるのが好きだし、たまに逆らうのが好きだ。そんな僕を僕が評価してあげることで、七月に現れた悪魔との第二戦に完勝した。1ラウンドKOだ。

 

 

 

もっと自分を褒めてあげてもいい人をたくさん見てきた。SNSのせいなのか、国民性なのか、難しいことはわからないけれど、その行為を指差してバカにするやつもいる。比べるやつもいる。気にしないでいい、自惚れよう。褒めることに妥協はいらないんだから。

 

 

 

 

 

それでは。