×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

インターネットレスリング

 

   ブログを更新する暇もないほど忙しいかと言われるとそんなことはなく、今日もいつもより早めに帰宅しては好きなことができた。忙しい忙しいと口にするほどでもないけれど、その辺のサラリーマンと同じくらい働いて、同じくらいの給料を貰って、同じくらい遊んでいる。不満は特に無い。だからきっとブログを更新することもないし、書きたいこともない。30分前くらいまでそんな気分だった。

 

 

 

 

覆面レスラー

 

 

 

 

   『不幸自慢』なんていういかにもマウントを取りたがる人が好きそうな言葉がある。「実家が貧しかった。」だとか「いじめに遭っていた。」だとか「就活に全部落ちた。」だとか…。そんな話を同情の種にして、今の自分はこんなにも輝いているというのを話していると、それはただの不幸自慢だとどこからともなくインターネットレスラーがダークヒーローのようにやってきては、「もっと大変な人がいる。」とマウントを取るのだ。

 

 

   馬乗りにしてボコボコと殴られる。今が幸せそうな人を見るとイライラしてしまうようなインターネット界のヒールレスラーがたくさんいる。彼らは大衆に嫌われるものの、確かにそれに共感する性根の腐った人たちを束ね、今幸せそうな人を再び痛い目に遭わせようと、結託するのだ。それは実際のヒール役と違って、受けの美学も理解しておらず、ひたすらに幸せ者を叩いて、羨ましがって、ボロボロにして終わるのだ。これはまったく面白くない。寄ってたかって見ず知らずの人に石を投げることを「面白い」とは思えない。本当に「面白い」のはそういう覆面でマウントを取ってるような人が、現実社会に淘汰されていく瞬間だろう。結局ヒール役は倒される運命なのだ。誰かを公の場でコケにしてきた顔の見えない覆面ヒールレスラーが公の場で沈めばいい。前もツイートしたけれど、ヘイトで共感を得るのなんてのは簡単なことで、嫌いな人たちや叩きたい人たちは自信が無いから集まりたがるのだ。みんなが「美味しい。」と言ってるものを「美味しい。」と言うのと何ら変わらないダサさがここにはある。いいことがあれば好きなだけ報告すればいい。まあそれを担っているSNSはきっとTwitterでなく、Instagramなのだろう。Instagramに「仕事辞めたい。」なんて本気で投稿する人はまあ見たことがない。Instagramくらいは、幸せアピールをしても誰も邪魔せず、平和な時間が流れている。

 

 

 

眠すぎる、書きたいことはあるけれど

一旦公開。