×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

12/28以降の年末・・・

 

 こんにちは、筒井です。

 

タイトルはChampagneじゃないです。

 

意識してないのに、浮かんできた。

川上にしてやられた気分になる。

すっかり聴かなくなってしまったバンドを年末に思い出すなんてエモい。

 

皆、今頃はフェスに行って美味しいカクテルでも飲んでるんでしょうか。

BUMPまだかなってワクワクしてるんだろうか。

 

僕は部屋で一人

 

女王蜂の空中戦を聴きながらブログを書き始めました。

 

 

 

『気づく』

 

他人事のようだけれど自分のことだったらしい。

 

 激動の1年だった。仕事が無くなったり、体壊してみたり、心療内科行ってみたり、憧れのベースメントで記事も書けたし、好きなバンドも増えたし、ライブが嫌いな僕も5本くらいライブへ行った、お陰様で友達も増えたし、台湾にもマレーシアにもミャンマーにも行ったし、関西旅行にも行ったし、インターネットで承認欲求を高めることの簡単さと虚しさに気づいた。同時に自分は発信することが実はあまり好きではないことに気づけたし、言うほど他人に興味は無いけれど、誰かと話すことは好きだってことにも仕事を休んでから気づいた。家でジーッとしているのは性分ではないらしい。普段と違う生活をして感じたのは、相変わらず僕は僕が大好きで、働きまくっている自分に酔いしれているくらいが丁度いいと気づいた。何が丁度いいのか分からないけれど、それは多分、心のバランスだと思う。

 

 ヒトは学習する生き物らしいけれど、僕は失っても失っても失ったことすら忘れて、また失ってようやく気づく生き物なので、きっとまた仕事に忙殺される日を恨むんだろう。忙しいを口癖に、黙々と企画書を作るんだろう。

 

 ウケるね。

 

 25歳になって、2019年になって、これから何に気づいて、傷ついていくんだろう。

 

それでも大好きな「ウケ」を欲しながら、たくさん笑われて笑って、誰よりも欲張りに生きていこう。

 

 

「パソコンの不調」

 

 壊れるということ。

 

 僕は親父の影響でMacを使わされている。厳密には、物心ついたときから家にはMacのパソコンがあり、G4だったかな。スケルトンカラーをしたアメリカのお菓子みたいなパソコンが我が家には3台もあった。意味がわからない。そんな僕の親父はどんどんパソコンの進化についていけなくなり、僕にもMacを買えと交渉をしてきた。「お前が使い方を学んで、俺に教えろ。」という魂胆だ。これは確か高2の冬だった気がする。もしMacを買うなら3万円支給するという今思えば親にしてはセコい文句にまんまと釣られた僕は10数万円するiMacを2009年に購入した。

 

 

 そんなもう9歳になる僕のiMacだが、いよいよ調子が悪い。CDは4000枚を取り込み、当時高校二年生から慣れないガレバンを使ってアジカンをコピーしては録音しまくっていた僕のパソコンがついに悲鳴をあげた。iTunesが30分くらい作動しない。iPhotoも開かない。そんな緊急事態にまずは外付けに全てのデータを移す作業を開始したが、出るわ出るわ、恥ずかしい過去が、ゴールドラッシュのように。高校生の頃いつも同じ場所で撮ってた鉄塔の写真にタイトルが付いていた。恥ずかしくて焼き払おうかと思った。お焚き上げさせてくれ。タイトルは「虚」って名前だったよ。斬り捨ててくれェ。

 

 

 んなわけで整理をした結果ね、無事回復してくれたんだけれどやっぱり少し遅いんだよね。親父が追いつけなくなったパソコンが、僕に使われて、パソコン自体が時代に追いつけなくなるってなんか切ない。じゃあ親父はどうしたらいいんだと。容量を使いすぎていたっていう簡単な理由だったけどね。

 

 

 これってきっと人も一緒で、記憶力も個人差があるし、大体のことは名前をつけて保存されていくけれど、忘れていくこともたくさんあって、消したくても自分一人じゃ消せないこともたくさんあって、たまに、ふと昔のフォルダを引っ張りだすこととか、お気に入りを覗くことがあって、なんだか年末に相応しい作業でした。

 

全部覚えてたらいいんだけどな。忘れたいことは、誰かに頼んでみましょう。

忘れたくないことも、誰かに覚えててもらいましょう。

 

ではまた。