×××× IN MY HEAD

筒井です。夢はお笑い芸人のままです。

復讐

 

何が正しいのか。

 

 

復讐に燃える悪役は嫌われるわけで、結局は立場なんだなということを思う日々だ。このブログはきっと数年前から、世の中への嫉妬や悪意で形成されているけれど、基本的に僕は自分が絶対的に正しいと思っていて、どこかの悪役も世界征服をすることが正しいと思っているように「正義」なんて非常に曖昧なもので「勝者」こそが正義になる世界も幾つかあるらしい。(とは言え僕の常識が通用するとも思っておらず、こうして鬱屈とした毎日を探しているのが事実だが)歴史を振り返ればヒトラースターリンだって後のフルシチョフみたいなのが出てくるまでは「国民の正義」だったのに、後世では「大悪党」みたいな扱いをされており、結局時代や環境によって「何が正しいか」なんて変わるものなのだ。

 

なんだか難しい書き方をしていると後から下書きを振り返って思った。なんだこれは。続ける。

 

 

 

僕は特に学もなく、お金持ちの家でもなく、とりわけて秀でた才能があるわけではなく、教員の夢も早々に諦めた。だから営業職として生きていくしかなかった。いつもいつも書いている通り、会社に必要な人材として成り上がり、莫大な利益を会社に還元しているポジションというのは「数字が目に見えて」気持ちが良い。結局のところそれは会社愛だとか、環境や同僚への愛ではなく、自己愛ということに気がついた。肥大化した承認欲求はSNSなんかで埋められるわけでは無く、過去に私を見下した人、理由も無く嫌った人、社会に出てからもそれを邪魔した人、前職で僕を殺した人、もうそんな僕の記憶なんて当人(加害者)には薄れてしまっているだろうが、僕は一生それを忘れず、彼らに否定された分の何倍も自分で自分を認めてあげるしかない承認欲求モンスターになっているのだ。別にそれら関係者が今どこで何をしていて、会って何かするように実害を与えたいわけではない。失った自信とか、尊厳を取り返し続ける為にたまたま「営業職」「売上」がハマっただけである。そんな気がしている。

 

 

 

いつになっても誰かに認められていたいが、他人ではなく自分の中で自分を認めてあげることを繰り返している。RPGみたいなものなのだ、きっと。

 

書いていると「小さい男」だなという気がする。もっと未来に向かってとか、そんな奴ら忘れてしまえばとも思うが、そういう記憶が今じゃ原動力になってしまったのだから仕方がない。もう僕は敵のいない復讐をひたすら燃やし続けるめちゃくちゃに痛くて悲しい27歳になっている。

 

 

 

ということが別に変なことではないと、たまたま見つけた有吉の動画を観てここ最近思っていた。別に自分がそこに影を見ているような話ではないけれど(恥ずかしいから予防線張ります)結局人を動かすのは「復讐」と「ほんのちょっとの友人」の飴と鞭なんだなと。どんな状況で、どんな捻れた信念を持っていたとしてもそれを止めずに「まあいいんじゃない。」と言ってくれる人がどれだけ貴重か。僕みたいな世の中のモブキャラとして生まれてきた人が生きていく為には、高い志や大きな夢ではなく、「復讐」が必要だということ。もはやこの年齢になった僕にはむしろ「ソレ」しか残されていないこと。なんとなく思っていたことがたまたま、このタイミング有吉に出会ってしまった故に確信した。ちょっと感化されている自分が悔しいが、間違っていないらしい。

 

動機やきっかけがどうあろうと、隠しながら今日も働くのです。来週も、再来週も頑張るのです。