水
今、僕はJR錦糸町駅から出発し、千葉へ向かうため総武線快速に揺られている。目の前、対面するように座る小学4年生くらいの男の子が1人。ちゃっかりとステューシー?のキャップを被っている。そんなブランド、俺が知ったのは大学生くらいだったぞ。そして手には300mlくらいのペットボトル、水。JRが駅構内の自販機で販売してる天然水。驚愕している。
僕が暗黒時代だった小学四年生くらいの頃、飲み物を自販機で買うといえばコカコーラやCCレモンやライフガードだった。コーヒーという選択肢は無く、野菜ジュースとかフルーツ系のジュースでも無い。世の中の「少年」たるものは「炭酸」「甘さ」が似合うのだ。というかそういう世界で生きてきたはずだったが、今対面する男の子は違う。まず500mlではない。360mlくらいのあの小型のペットボトルを持っている。自分に必要な量をわかっているのだ。対して俺はどうだ。無糖カフェラテ500mlを飲みきれずに余らせて、どんどん温くなっている。そして驚くべきは彼(少年)が水を飲んでいるということだ。
水って大人の飲み物じゃないの?
20歳過ぎて酔っ払った帰りに飲むようになり、未だにお茶(500ml)を買ってしまう僕より遥か歳下の男の子は、程よい量の水を買って1人で電車に乗っている。
水を買う意味がわかりはじめているのか。
某アーティストが歌うように、味が無く混じり気の無い感じに10歳半ばくらいで気付いているのか。なんて大人(アダルト)なのか…。彼が大人なのか、僕が少年なのかはさておき、きっと大物になるだろう。恐らく20歳くらいでサワーなんて飲まず、日本酒や焼酎に舌鼓を打つのだろう。そんな彼は今津田沼駅で降りた。
じゃあね、少年。そうだ今日も暑いよな。水分補給しっかりね。
何気ない日記も書いてみることにしました。
今日はこれから高校時代の友達とスタジオに入ります。もう高校生から10年も経ったらしい。3650日。まだまだ、遊び足りない。満足できない。当時も楽しかったけれど、歳を経るごとに楽しさが増してきている。これからも5000日、10000日と経つのが楽しみでしかない。日々色んなことが本当にありすぎるけれど、ジメジメ生きるよりもビックリする程ポジティブにいようと思う毎日であります。そしてそんな僕の気概で周りの人を超ポジティブに巻き込んでいけたら本望です。あれ、なんの話だろうか。
それでは。
水を買う意味がわかり始めている
出典 : ワンダーラスト / FoZZtone